6月1日 [トルコ旅行]
先ずは、ドルマバフチェ宮殿へ。ボスフォラス海峡の岸辺にたたずむ姿から「水の宮殿」と呼ばれている。総面積14,000㎡の広大な敷地に、西洋風のトルコ・ルネッサンス様式で建てられた白亜の宮殿である。オスマン帝国の最後の輝きを象徴している。また、アタチュルクも、イスタンブールではここに滞在し、彼の終焉の地にもなっている。
←ドルマバフチェ宮殿の入口。
←ドルマバフチェ宮殿よりボスフォラス海峡を見る。
←この宮殿は1853年、トプカプ宮殿は旧式すぎると考えたスルタン・アブデュルメジトによって建てられた。広大な玉座の間を中心に、水晶の階段やアラバスターの浴室、4.5トンもあるシャンデリアなど、華美と奢侈の極みが尽くされている。
←1453年、コンスタンティノープル攻めに際し、メフメットⅡ世が70隻の軍艦を陸に揚げ、牛に牽かせて金角湾まで運ばせ、敵に奇襲をかけたという話は有名であるが、そこがこの地点である。それを描いた絵が数点展示されている。
←海辺の陽光があふれる庭園。
次は旧市街のエジプシャン・バザールに向かう。
エジプシャン・バザールの入口。この2階は昼食を摂る予定の世界的に有名なレストランPANDELI。
←香辛料を取り扱う店が多かったのでスパイス・バザールの別名もある。
←レストランPANDELIの窓越しにバザールが覗ける。伝統的なトルコ料理レストランで,1901年創業。オードリー・ヘップバーンをはじめ各界の著名人がここを訪れている。
食後、グランドバザールに向かう。イスタンブールにある巨大な屋根付きバザールとして世界的に有名。迷路のように入り組む市場には5,000もの店がひしめき、あふれる商品が天井ちかくまで高く積まれている。
←バザールの入口は数ヶ所あるが、ヌルオスマニ門から入る。
←高く積まれた皮革製品。試しにベルトを買ってみた。最初に5千円と言っていたが、最後に2千円まで下げてくれた。
次に、清々しい天候の中、ボスフォラス海峡クルージングに出かけ、貸切観光船で約60分間ではあるが海からイスタンブールを見るドラマを楽しんだ。次々に近づいてくる海峡沿の有名な見所を揺れる2階デッキから撮影するのに忙しい。
←第1ボスフォラス大橋
←ドルマバフチェ宮殿
←オルタキョイ・ジャミイ
←ルメリ・ヒサールと第2ボスフォラス大橋
←ウスキュダル
←新市街の高層ビル群
←日暮のトプカプ宮殿
今晩がツアー最後の夕食になるので、ちょっぴりおしゃれをして、ホテル最上階にあるオスマン様式のレストランSAFRANで、伝統のトルコ料理をボスフォラス海峡の夜景を眺めながら頂く。トルコ音楽の生演奏も入り、最高の贅沢を楽しむことが出来た。
いい旅行を楽しまれたのが伝わってきます。花の写真と同じくいい作品を見せていただきました。
by fumi (2007-06-24 15:26)