エジプト10 [エジプト旅行]
9日目の本日はカイロからアレキサンドリアに日帰り観光である。朝7:00にホテルを出発。ラムセス中央駅から特急列車に乗り、約3時間で地中海デルタ地帯にあるアレキサンドリアのマルス駅に到着。
バスで市内観光に向う。ここは古代アレキサンドリアの当時、人口30万という世界最大の都市。市内には王宮、神殿、劇場、のほか後世に名を残す学士院、大図書館などが建てられ、肌の色の違う人々が往来し、様々な宗教、文化が交じり合っていたと言われる。先ず、国立博物館、ここには近年になってアブ・キール湾沖の水中で発見された「沈める都」の遺跡の一部も展示されている。
次に、小高い丘に立つコリント式のポンペイの柱を見学。高さ30m、外周9mにも及ぶ大きな花崗岩の柱が近くから出土した2体のスフインクス像に守られるかのように立っている。
予定にはなかったが、ここの遺跡群の近くに2世紀ごろに使われていたカタコンベがあるので立寄る。
次いで、カイトベイ要塞にほど近いシーフード・レストランで昼食。地中海で獲れる魚介類のフライ、特にエビ、カニが美味しかった。
食後に「世界7不思議」の一つのファロス大灯台の跡地と言われるカイトベイ要塞に上り、城塞の窓からアレキサンドリアの海岸線が見渡す。
その後、バスはアレキサンドリア図書館の脇を通り、一路カイロを目指して帰路につく。砂漠の中の高速道路を順調に飛ばすが、カイロに近づくにつれて大渋滞に巻き込まれる。カイロの車両渋滞は慢性化しているようで、いかんともしがたい。ホテルには19:45ごろようやく帰着。
ツアー最後の晩なので、W社は雰囲気の良いホテル・レストランでのフル・コース・ディナーを用意し、ワインなどの飲物は一切無料で提供してくれた。
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