エジプト11

観光も最終日を迎えた。朝食を済まし、スーツケースをドアの前に出す。9：15ロビー集合し、バスでお目当てのエジプト考古学博物館に行き、3時間をかけての見学である。ここはカメラ、ビデオは持ち込めない。構内の前庭は早くも見学者でごった返しているが、ここにある彫刻や池に咲くロータス（睡蓮）とパピルスは写真に撮ることが出来たのだが、残念なことにカメラはバスに置いてきてしまった。

館内は驚くべき数の3000年に及ぶ古代エジプト美術品が時代別に展示されている。初期王朝～古王国時代→中王国時代→新王国時代→ツタンカーメンの秘宝特別室→ミイラ室と回る。圧巻はツタンカーメンの膨大な秘宝である。王家の谷で発見されたツタンカーメン王の黄金のマスクや人型棺など金をふんだんに使った副葬品が揃っている。それが3000年も昔のものとは思えない瑞々しい美しさと気品を備えている。今回は発熱のため王家の谷には行けなかったが、ここの秘宝を見学でき満足である。

3時間の見学に少し時間が余ったので館内のショップと門を出た近くの書店でおみやげ品を求める。その後、昼食にチャイニーズ・レストランに寄る。韓国人が経営する中華食堂とかで味は韓風。

食後はカイロ国際空港へ。バスの中で添乗員Uさんから手作りのオニギリ2個づつ全員がいただく（機内食に飽きていたので美味しく食ることが出来た）。添乗員のこのような心のこもった差し入れは心を和ましてくれ、いつまでも思い出に残る。

空港内の売店でお土産、ビ－ルなどを買い足して、17：50発ＭＳ964に搭乗、所要時間12：5分、時差＋7時間で定刻通りに翌15日12：55成田に無事に到着。解散。スーツケースをＡＢＣに預けて、京成スカイライナーで帰る。

コメント 2

はじめてツタンカーメンが発掘されて美術館に見に行きました。
まだ、中学生のころです。
人が多くてただ歩いて通り過ぎるだけでした。（立ち止まり禁止）
それでも感動しましたよ～
本を買って帰ったけど、どこにいったのかなぁ～（笑
やはり、生で見ると感動が違うのでしょうね。
羨ましいです。


by k-sakamama (2008-11-26 16:30) 

◎k-sakamama さん
黄金で輝くツターカーメン刻像の見事さには感動しますが、寝台、玉座、小箱など様々な副葬品の見事さにも驚かされます。この発見は1922年でしたが、今なお新たな発見が絶えず、第二のターカーメンの発見も期待されます。
by benibana (2008-11-27 21:29)