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エジプト6 [エジプト旅行]

4日目の15:15頃船はエドフからルクソールに向けて出発し、深夜にルクソール到着の予定であったが、早い時刻にルクソール手前の船着場に臨時寄港してエジプシャン・ドクターが乗り込めるように手配してくれたようである。18:30には添乗員リーダ格のSさんとシップマネジャーに伴われてドクターが往診にきてくれた。ドクターは問診の後、大変に痛い注射をお尻に1本打ち、シップマネジャーにバケツ一杯の氷、大量のバスタオルを運ばせ、それで私の身体の足から肩まで両側を冷やした(身震いがするほど冷たかった)。家内に熱が36℃まで下がるまで10分ごとに冷やしタオルを交換することと飲み薬の用法を、マネジャーには食べさせて良いものを指示して30分ほどで帰った。ガラベーヤパーテーを中座してガラベーヤ姿の添乗員のSさん、Uさんは経過を聞きにきてくれ、36℃台まで下がったのを確認して帰られたと聞く。皆に迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいである。

5日目早朝目覚めると、意識がはっきりとし、身体も自由に動き、治ったことを実感した。40℃あった体温は35.6℃に下がり、信じられないほど早い回復である。船の朝は早い。添乗員のSさん、Uさん、シップマネジャーの皆さんがお見舞いに見え、回復を喜んでくれた。今日からルクソール観光が始り、午前はルクソール西岸の王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿など楽しみにしていたところではあるが、大事を取り中止する。皆が出かけたころにレストランに下りて朝食を摂り、サンデッキに上りルクソール両岸の景観をゆっくりと眺めて過す。

ルクソール寄港地0002.jpg←東岸には観光客を乗せた大型クルーズ船が幾重にも隣接して停泊している

午後も西岸の観光。元気になったわたくしたちも合流する。添乗員から初めて全員(18名)揃っての観光との紹介があった。ラムセス3世葬祭殿、労働者の町なを見学して、西岸からファルーカに乗り東岸まで夕陽に染まるナイル河遊覧を楽しむ。

ファルーカ0002.jpg

今晩はクルーズ船での最後の夕食(フェアウエルディナー)とあって1階レストランでのフルコース。病み上がりでせっかくの料理にも食欲は湧かない。コースが終わりに近づいたころに、突然に厨房からタンバリンなどを打ち鳴らしたシップマネジャー、コック、ボーイなどの一隊が客席に入場。その後ろに客が繋がり、レストラン中に大きな輪を作り、前の人の肩に両手をのせて回り始めた。一段落したころ、家内がレストラン中央のテーブルに招き寄せられハッピーバースデーの祝辞が告げられた。ケーキカット、記念品(象眼細工のアクセサリーボックス)のプレゼントなどのセレモニーが行なわれた。家内にとって素晴らしい思い出になったことと思う。

バースデー0002.jpg

最後の晩のため、21:00から2階ラウンジバーでベリーダンスショーが催され、賑やかな夜となった。

ベリーダンスショー0002.jpg


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エジプト5 [エジプト旅行]

アスワンに停泊していた船は、4日目早朝にエドフに向けて出航。6時前に目覚め、直ちにフリースを着込んでサンデッキに上り、朝陽の撮影を始める。風が強く、寒いので上ってきた方も直ぐに部屋に戻ってしまう。広いデッキを独り占めして30分ほど撮影を楽しむことができた。

ナイル河の陽光0002.jpg

1階レストランでビュッフェ式の朝食をとる。私はご飯に味噌汁選ぶ。若干ではあるが日本人向けの惣菜も並んでいる。

DSC008220002.jpg

船はエドフに向う途中にコム・オンボ神殿前の船着場に停泊、8:00から小高い丘の上に建つ神殿に歩いて観光に向う。観光の途中で吐き気に襲われる。神殿の柱の陰で休みを取る。全体で1時間ほどの観光なので、その後グループに合流して歩いて帰ることができた。

9:00過ぎに船はエドフに向けて出港。自室に戻りベットに入ったが、身体が思うように全く動かない。熱を測ると40度の高熱。完全にダウン状態である。午後の観光は取止め。家内は医師の診断と治療を添乗員と相談する。明朝には良い医師がいるルクソールに到着するので、そこには治療してもらうことになる。

今夜、船内はエジプシャン・デーで、乗客はガラベヤー(民族衣装)を着込んで踊りやゲームを楽しむ催しの予定。昨晩船内のショップで価格交渉を楽しみながら、20エジプト・ポンドで夫婦用にガラベーヤを購入しておいたのだが着られなくて残念なことをした。


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エジプト4 [エジプト旅行]

 昨日(3日目)の続き。

今回のツアーの目玉のひとつがW社がチャーターしたクルーズ船アマルコス1号で3泊4日のナイル河クルーズを楽しむことである。船室や設備は素晴らしく、サービス面において2005年にエジプト観光協会からベストシップに選ばれ、5スター+αの称号を与えられているという。船室は全室バスタブ付、広さ21平方メートル以上でわれわれの4階の部屋からの眺望も良い。

アマルコ1号0002.jpg←アマルコ1号船尾付近(全長72m、全幅14.2m 船室50室)

成田11月3日出発の2グループ、成田11月5日出発の2グループの64名と添乗員4名と現地ガイド4名の合計72名がアスワンから乗船し、クルーズ期間中はW社の客だけでクルーズを楽しめるようになっている。15:30入室、夕刻にはサンデッキでのアフターヌーンティ、19:00ラウンジ(2F)でのウエルカムパーテイ、19:30レストラン(1F)でのチョイスメニュー形式のディナーと忙しく続く。だがこの船はエレベータが設備してあるので移動は樂である。

アマルコス1号ウエルカム0002.jpg←ウエルカムドリンクの後、マネジャー以下クルーズメンバー紹介などが行なわれた

このカクテルについ手を出して下痢をされた方がかなりおられたと聞く。エジプトでは生野菜、カットフルーツは止めたほうが良い。


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エジプト3 [エジプト旅行]

日目は空路アブシンベルへ。早朝出発とは聞いてはいたが、1:00にはモーニングコール、2:10にはホテルを出発と想像を絶する早い時刻である。朝食のお弁当((^^;)をカイロ空港のベンチでボソボソと食べる。4:15発エジプト航空に搭乗し、アスワン経由で6:45にはアブシンベル到着。

アブシンベル遠望0002.jpg←ナセル湖畔に建つアブシンベル神殿を上空より遠望(手前の陽が射しているところ)

ここで有名なアブシンベルの大神殿と小神殿を見学。内部の写真撮影は禁止。エジプトの重要な遺跡内部での写真は現在ではほとんどが禁止になっている。ガイドの説明を遺跡内部でイヤホンで聞くことも禁止のため、遺跡の外で長い説明を聞かざるを得ない。この地は太陽を遮るものとてなく、さらに熱暑地帯である。

DSC06369.jpg

その後、9:45発エジプト航空で10:30アスワン着。航空機が順調なフライトであったので昼食後予定していたバスでのアスワンハイダム、古代の石切り場の見学、フイラエ島にボートで渡りイシス神殿の見学を繰上げて行なう。お腹がペコペコの状態でアマルコス1号にようやく乗船、昼食をとる。


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エジプト2 [エジプト旅行]

ギザのピラミッドに間近なホテル「メリディアン・ピラミッド」に投宿した翌朝8:00には早くも観光バスでギザ見学に出かけた。三大ピラミッド、スフインクス、太陽の船博物館を見学。フク王のピラミッド前にはこの早い時間帯にもかかわらず大勢の観光団が押寄せ、内部見学を始めている。われわれも観光客用の小さな入口から入り、低く狭い通路を頭を天井にぶっけないように中腰の姿勢で王の間まで往復した。内部は蒸し暑く上り下りする人がやっと譲り合って通れるほどの空間しかない。翌日には大腿部の筋肉痛を経験する。

DSC061390002.jpg

午後は古代エジプトの最初の首都であったメンフィスを訪ね、ラムセス2世の巨像など見る。その後、サッカラまで足を伸ばしジョセル王が建設した世界初の階段状のピラミッド、サッカラからさらに4kmほど南のダハシュールにある屈折ピラミッド、赤のピラミッドを見学して夕刻にホテルに戻った。

DSC061870002.jpg


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