5月27日 [トルコ旅行]
今朝は出発が早い。7:30ロビー集合である。長い移動日になりそうである。移動中は2時間を目途にトイレ休憩がある。トルコ人は大変に清潔好き、トイレタイムに立寄ったドラブインやガソリン・スタンドのトイレはどこでも綺麗であった。
最初に立寄ったところで、ケシの種とハチミツをかけたヨーグルドをいただいた。大変美味であった。このあたりはハチミツの産地のようである。また、赤いヒナゲシの花がシルクロードの道沿いに盛んに咲いていたのが印象的であった。
←お土産にハチミツをどうぞ!
先ず目指したのは世界遺産のパムッカレ。パムッカレとはトルコ語で「綿の城」を意味するそうだ。近づくにつれ、車窓から真っ白な山が見え隠れしてくる。山上に上ると、棚田のように石灰石の岩棚が連なっている。地中からしみ出た温泉の石灰分が崖に流れて、長い年月の間に、純白の棚田のような景観を生み出した。石灰棚のコバルトブルーの温泉の中を、素足になって散歩と足湯を楽しんだ。
石灰棚頂上の背後の丘陵地に古代都市ヒエラポリスの遺跡が広がっている。この都市は紀元前190年にベルガモンの王によって作られ、ローマ時代の温泉地として、2~3世紀に最もさかえたところ。遺跡は広い範囲に散らばっているため、われわれのツアーでは日程と体力を考慮してか遺跡歩きはなく、遠望するに止まった。
←2世紀のハドリアヌス帝の治世下に造られた劇場。直径100メートルに及ぶ半円形の劇場で、収容人員15、000人。
←夾竹桃が満開。
クシャダスに向う途中、トイレ・タイムにナジリで立寄った売店では、ハチミツ100%で作られているロクム(トルコの代表的な菓子)がお薦めとのこと。居合わせた日本人観光客に10個単位で飛ぶように売れいた。
←ピスタチオ入など数種類のロクムがある。
長いバス移動も地中海地方に近づくにつれて、車窓から見る町並みや家屋、田園風景も豊かに感じられるようになっきた。いよいよエーゲ海クルージングの寄港地であり、マリン・リゾートとしても名高いクシャダスが近い。
←着後にホテルの部屋からエーゲ海を臨む。昼には海水浴が楽しめそう。
←エーゲ海に面したホテル・レストランでの夕食時、テラスからの夕景を撮る。5年前に訪れたギリシャ・ロードス島を想い起こす。
今夜からクリスマ・ホテルに2連泊である。
毎日、紀行文とお写真楽しませていただいております。
有り難うございます。
by 大五 (2007-06-09 21:25)